お味噌汁や煮物に毎日使う出汁は、できれば簡単に作りたいものです。本格的な出汁の取り方を覚えたら、次は時間短縮の簡単出汁にチャレンジしましょう。短時間で簡単に取れるのに、本格的なおいしい出汁をとる方法をご紹介します。

簡単なかつお出汁の取り方

幅広い料理に使われるかつお出汁を簡単に取る方法をご紹介します。かつお節にお湯を注ぐだけのとても簡単レシピです。
【材料】
かつお節…4g(かつお節小分けパック1パック)
熱湯…200ml
【作り方】
1.耐熱のカップにかつお節を入れます。熱湯を注ぎ、木蓋などを使ってふたをします。このまま3分待ちましょう。
2.ざるで濾します。お玉などで押しつけてしっかりと絞って完成です。かつお節がお湯を吸うため出来上がりは200mlより少なくなります。
【ポイント】
かつお節の小分けパックはほとんどが4~5gです。1パックのかつお節に200mlのお湯を基本に、必要な出汁の量によりかつお節の量を増やしでください。通常のかつお節を取る場合と違い短時間でしっかりと風味が出るように必ず容器にふたをします。さらにざるで濾す際にしっかりと搾り取ることも大切です。出汁をとった出汁がらでも十分うまみが出ます。冷凍して取っておけば二番出汁をとるのに使えます。

簡単な昆布出汁の取り方

昆布出汁は昆布を水に漬けておく時間がかかるイメージですが、簡単に取る方法をご紹介します。
【材料】
昆布…10cm四方1枚
水…500ml

【作り方】
昆布ははさみで数か所切れ目を入れておきます。鍋に湯を沸かし、沸騰したところで火を止め昆布を入れます。そのまま10分から20分置いて昆布を取り出して昆布出汁の出来上がりです。
【ポイント】
昆布に切れ目を入れておくことで出汁が出やすくなります。火にかけたまま昆布を入れると昆布の臭みが出てしまうので必ず火を止めましょう。出汁をとった後の昆布は細かく切って冷凍し、醤油と砂糖、みりんなどと煮込めば佃煮ができあがります。

簡単な煮干し出汁の取り方(煮出す方法)

朝のお味噌汁にすぐに使いたいときは水につける時間を短縮して煮出す方法があります。
【材料】
煮干し…10g(6~8尾程度)
水…2カップ

【作り方】
1.煮干しの頭と内臓を取り除き、身を半分に割いておきます。鍋に水を入れて15分ほど置きます。
2.鍋を火にかけ、途中アクをとりながら5分ほど煮込んだ後、煮干しをざるで濾して出来上がりです。頭と内臓をとることでえぐみが出にくくなります。

簡単な煮干し出汁の取り方(一晩漬ける方法)

使う前の晩に水に漬けておくだけでじっくりと時間をかけて出汁をとることができます。
【材料】
煮干し…10g(6~8尾程度)
水…2カップ

【作り方】
1.煮干しの頭と内臓を取り除き、身を半分に割いておきます。カップに水を入れて煮干しを入れ、冷蔵庫で一晩置きます。
2.翌朝煮干しをざるで濾し、出来上がりです。一晩じっくりと時間をかけて出汁をとる方法は煮出す方法と比べて雑味が少なく上品な出汁をとることができます。出汁を取り終わった煮干しはそのまま味噌汁の具として食べるほかに、醤油やみりん、砂糖とともに炒め煮にし、仕上げにごまを振って佃煮を作り事ができます。