すぐ作れる出汁茶漬けのレシピ

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お茶漬けの代用ができる

お茶漬けはご飯一杯に少し具を乗せ、お茶をかけることでできる小さな丼物のような食べ物です。ちょっと食べたいと思ったときに顆粒タイプのお茶漬けがあればすぐに食べられるのでやみつきになって食べてしまいがちな食品です。手間をかけずにこうして食べられるようにパックされた商品を使っていることも多いですが、もしこれを切らしてしまっても問題はありません。出汁茶漬けにはすぐに作ることのできるレシピがあります。

すぐにできるレシピ

出汁茶漬けとして使われる出汁はかつお出汁であることが多いです。しかしかつお出汁を一から取っていたのでは時間がかかってしまいます。そのためかつおベースで作られたほんだしを使用します。ほんだしは顆粒として出汁の成分が凝縮されているものであり、水に溶かすだけで出汁を作ることができる優れものです。手順としてはまず好みの具材を用意してご飯の上に乗せます。お茶碗一杯であると想定し、ほんだしを小さじ1かけます。すると後はここへお湯を注げば完成です。ほとんど時間のかかる要素がなく一品を作ることができます。

かつお出汁を取るとこから始める

時間短縮を図るのであれば上記のようにほんだしを使う方法があります。しかし天然の素材を使用して出汁を取ることで得られるものもあります。かつお出汁を自分で取ってみると分かるように、汁にかつお節の上品な香りやうま味が抽出され、より深い味わいができます。そこで出汁から始める出汁茶漬けのレシピも紹介します。
1. 必要な具材を揃えます。これは好みで構いません。よく乗せられるのはネギや白ごま、海苔などです。食べるときにわさびを添えることもあります。鮭を入れるのも良いでしょう。出汁の場合、必要なのはかつお節です。水500mlに対してかつお節を10g使います。
2. 出汁を取ります。かつお出汁の取り方は沸騰した水にかつお節を入れて数分待てば出来上がります。かつお節を入れる前に火は止めましょう。また当然出汁として使うにはかつお節を濾してからになります。もう少し味にアレンジを加えたければ水に酒を大さじ1、みりん大さじ1、醤油小さじ1入れてから出汁を取り始めると良いでしょう。あらかじめかつお出汁を取っていた場合にはかつお出汁にこれらの調味料を加えて一煮立ちすれば良いです。
3. あとは具材をご飯に乗せて出汁をかければ完成です。
ここで作った出汁は二人分の分量としているので一人分のみを作るのであればすべてその半分にすると作れます。しかし一人分しか作る必要がなかったとしても出汁は作り置きして冷蔵庫で保存ができるので出汁を取る時には一度に1Lほど作っておくと便利です。塩分が気になる場合は醤油の量で調整ができます。色んな調味料で味を整えていくのが面倒と思うのであれば白だしを使って出汁茶漬けを作る方法もあります。白だしには出汁に醤油やみりんなどがすでに含まれているので、使うときには水で希釈するだけで構いません。出汁茶漬けに活用するなら、お湯で薄めて、具材を乗せたご飯にかけると良いでしょう。出汁を使った別の調味料、出汁醤油などと違って白出汁の場合醤油も薄口のものを使用しており色を薄いまま味付けすることができるので出汁茶漬けにも向いていると言えます。