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- 出汁の基本

時間がない時や夏場暑くて熱源を使いたくないときに活躍するのが電子レンジです。電子レンジを使えば時間短縮の出汁巻き卵が簡単にできます。出汁も市販の白だしやめんつゆを使って手軽に作れて、巻く手間もないから混ぜてレンジに掛けるだけの失敗知らずです!
目次
レンジを使うと時間短縮
出汁巻き卵を作るときにレンジを使うことで時間を大幅に短縮することができます。フライパンで焼く場合、卵液を作る手間のほかにフライパンを温めるまで待って油を敷き、さらに何度も卵液を流しこんで巻いていく必要があります。レンジではこの工程がなく、時間にして3分ほどの過熱で出来上がってしまいます。熱源を使わないため、お弁当作りなどの時に熱源を開けることにもつながります。
油を使わないためヘルシー
フライパンを使って作る場合に焦げ付かないように使う油もレンジを使えばカットすることができ、その分カロリーを大幅に抑えることができます。さらに、加熱する容器で卵液を作ることで洗い物を減らすことができます。
巻く手間が省けて失敗知らず
出汁巻き卵を作るときに最も失敗しやすいのが巻く作業です。出汁が入る分卵が固まりにくくなり、巻く段階でうまく負けず形がいびつになってしまいます。その点電子レンジを使えば巻く手間がなく、耐熱容器の形に出来上がるので綺麗な形に仕上がるのです。
電子レンジを使った出汁巻き卵のポイント
電子レンジを使って出汁巻き卵を作るポイントがいくつかあります。まずは使う容器ですが、レンジで温められた卵は膨らむため、流し込む卵の少なくとも倍の高さの容器を使うようにします。出来上がったばかりの卵はやわらかく、形が不安定なため容器に入れたまま冷ましてください。火が入ったかどうか確かめるポイントは全体的に卵が膨らんだことを目安にします。透明な容器を使えば裏側から確認することができるためさらに失敗を少なくできます。電子レンジによって卵の固まり方が違うため、様子を見ながら加熱し、容器の大きさなどを工夫して最もよい加熱時間を見つけてください。
めんつゆを使ったレンジ出汁巻き卵
味付けにめんつゆを使った出汁巻き卵です。水の分量が少ないのでしっかりとした仕上がりです。
【材料】
卵…2個
めんつゆ(濃縮2倍)…小さじ2
水…小さじ1
砂糖…大さじ1
【作り方】
1.ボールに卵、調味料を全て入れよくかき混ぜます。
2.ラップを敷いた耐熱容器に溶いた卵を流して上にふんわりとラップをかけ、その上に耐熱容器を重ねレンジに入れ、600Wで2分半から3分様子を見ながら加熱します。
3.そのまま置いて形を整えて出来上がりです。
白だしを使ったレンジ出汁巻き卵
白だしを使ったレンジ出汁巻き卵です。みりんをつかったほんのり甘めの仕上がりです。
【材料】
たまご(M)…2個
水…大さじ2
白だし…小さじ1
みりん…小さじ1/2
【作り方】
1.耐熱容器に卵を割り入れ、よく溶きほぐします。水、白だし、みりん、サラダ油を加えて混ぜ合わせます。
2。ふんわりとラップをして500wの電子レンジで2分~2分半様子を見ながら加熱します。真ん中まで完全に膨らんだら加熱終了の目安です。そのまま置いて形を整えて出来上がりです。