冷蔵庫に入れるだけでできる出汁の取り方

出汁にも色んな種類がある

・香りや色合いも異なる

昆布出汁やかつお出汁、合わせ出汁などいくつかの種類が出汁にはあるということを知っているかと思います。同じ出汁と言っても香りやうま味、色合いが異なるものも多いです。

・動物性の出汁と植物性の出汁

主に出汁の分類には動物性の素材を使ったものと植物性の素材を使ったものがあります。動物性の素材とは魚や肉などです。かつお出汁がこれに含まれ、鶏がらや煮干しもここに該当します。植物性の素材では昆布出汁が最もメジャーです。実は昆布出汁の中にも種類があり、昆布の種類によって性質は違ってきます。

・うま味を作る成分の違い

こうした分類にはうま味を構成する成分の違いが関係しています。グルタミン酸が主成分でうま味ができているのか、またはイノシン酸が主成分であるかどうかで風味も変化します。しかし実際の使用場面ではこれらを組み合わせることも頻繁に行われています。一番出汁や二番出汁では組み合わせによるうま味を抽出しています。どちらもうま味を作り出す成分ですが、両者の相性も良く、組み合わせることで相乗効果が得られます。組み合わせることによるメリットはうま味を向上させるだけでなく、その汎用性を高めることにも繋がります。どの出汁がどの料理に合うのか、相性を考えて使い分けることが重要で場合によっては出汁を加えることで逆効果になってしまうこともあります。昆布出汁とかつお出汁の組み合わせはよく用いられ、どちらも単体で幅広い料理に使うことが可能ですが、これらを合わせた一番出汁及び二番出汁はさらに幅広い料理への活用が可能となります。

昆布出汁のバリエーション

・汎用性がある

昆布出汁は日本料理には欠かせません。クセもなく使いやすいので色んな応用方法があり、一般的な出汁と言えば昆布出汁をイメージする人もいることでしょう。昆布出汁がこれだけメジャーな出汁となっている理由にはそのバリエーションの豊富さも影響しています。

・出汁の取り方でも変わる

昆布の種類によるものや、出汁の取り方にも水出しや煮出しといったバリエーションがあります。煮出しによる方法だと一度水で干し昆布を戻してから加熱し、沸騰直前まで火にかけることとなります。一方水出しの場合加熱をせず水に浸しておくだけでじっくりと長い時間をかけてうま味成分を引き出すことになります。煮出しのほうが短時間で出汁を取ることが出来るのでよく行われていますが、時間さえあれば水出しによる取り方の方が手間は少なくて済みます。

冷蔵庫に入れて待つだけで完成

水出しによる出汁の取り方は非常に楽です。そのまま保存をすることもできるので常に準備しておくのも良いかもしれません。昆布出汁であれば活用の場も広く何かと使えます。また、これだけ楽であるにも関わらず天然の素材を使用した出汁の風味が味わえるのは大きな利点と言えます。ボトルのような容器があればこれに水と昆布を入れればあとは何もすることはありません。レシピ本などには水1Lに対して昆布20g~30gという分量になっていますが、冷蔵庫に入れておく場合できれば小さな容器にしておきたいところです。その場合、水に対する昆布の割合を大きくし使うときに希釈してやれば大丈夫です。工夫次第で便利に、そしておいしい料理は作れるので是非やってみてはいかがでしょうか。