出汁の正しい保存期間

出汁は様々な方法で保存することができます。また、保存の方法によって日持ちが異なります。余ってしまった出汁を保存したいとき、さらに出汁を多めに作り置きしたいときなどに役立つ保存方法をそれぞれのメリット、デメリットをあげてご紹介します。

出汁を冷蔵保存する方法

出汁を保存する方法として冷蔵が最も手軽な方法です。
【冷蔵での保存期間】
冷蔵庫に入れた場合も、扉の開閉などで庫内の温度が上昇します。さらに時間が経つにつれ出汁の香りや風味が落ちていくため、できれば作ってから2日ほどで使い切るのが理想的です。

【冷蔵保存の方法】
取った出汁をしっかりと冷まし、清潔な保存瓶やよく洗浄したペットボトルに入れ、冷蔵庫に入れて保存します。

【冷蔵保存のメリット】
冷蔵で保存する場合長期保存はできませんが、液体のまま保存するため、料理に使いたい時にすぐ使えるのが良いところです。

【冷蔵保存のデメリット】
扉の開閉などにより庫内の温度が上昇することもあり、冷凍保存と比べて保存期間が短くなります。

【出汁を取りながら保存する、水出しのアイデア】
出汁を保存するにはしっかりと冷ますことが重要ですが、その時間がない場合、水出しという方法があります。保存容器に水とかつお節などの素材を一緒に入れ、冷蔵庫に入れて一晩置きます。こうすることで沸かすことなくゆっくりと時間をかけて出汁をとることができます。濾す手間を省くため、素材を茶葉用の紙製パックなどに入れると、容器から注いでそのまま使うことができ便利です。

出汁を冷凍保存する方法

長期保存するには冷凍保存が適しています。
【冷凍での保存期間】
出汁を冷凍保存する際の保存期間はおおよそ3週間です。長期保存する場合、冷凍庫の匂いが出汁に移ってしまうためなるべく早く使うことが望ましいといえます。

【冷凍保存の方法】
取った出汁をしっかりと冷まし、製氷器などに流し入れて冷凍します。固まったら製氷器から外し、ジッパー付きの保存袋に移し替えて保存します。製氷器に入れたままにすると香りが移ったりかさが減ったりするため必ず保存袋に移して保存します。

【冷凍保存のメリット】
出汁は冷凍保存することで冷蔵と比べて長期保存することが可能になります。また、製氷器などに入れて固めて保存できるため、あらかじめ分量を把握でき、使用する量の目安となります。また、使うときは解凍して液状に戻すほか、そのまま加熱して溶かしながら使うことができ便利です。

【冷凍保存のデメリット】
出汁を冷凍する際のデメリットは冷凍焼けです。冷凍庫に長期保存することで庫内の匂いが出汁に移り、出汁の魅力である風味や香りを損なってしまうことになります。これを防ぐにはなるべく早く使い切ることが重要です。

【出汁キューブのアイデア】
出汁をとるときに水の分量はそのままでかつお節や昆布など出汁の出る素材を2倍~3倍に増やします。これで濃厚な出汁をとることができます。これを冷凍すれば通常より少ない量の出汁でしっかりと出汁の風味を得ることが出でき、さらに冷凍庫内での保存スペースの節約にもなります。通常の出汁として使う場合は、この濃縮出汁に水の分量を増やします。