出汁巻き卵のレシピ3選

出汁巻き卵は、だしを一から用意して作るのが基本ですが、市販の粉末だしや白だしを利用しても作ることができます。調理の時間がとれないかたには、市販のだしを活用する方法は便利です。様々な方法で出汁巻き卵を作るためのレシピをご紹介します。

目次

だしからとって作る出汁巻き卵

出汁巻き卵を作るうえで、だしは味を左右する重要なものです。だしの味がしっかりしていれば、旨味を感じられ塩を加える量が減ります。出汁巻き卵に使うだしの種類の決まりはありませんが、上品な味のものがよりおいしくなると言われており、一番だしは特におすすめです。ここでは、かつおと昆布を使った合わせだしの取り方も含めてご紹介します。

かつおと昆布の合わせ出汁の取り方

まず、だしの取り方をご紹介します。用意するのは、水1ℓと出汁昆布10g、かつお削り節20gです。鍋に水と昆布を入れておき、30分~1時間程度置いておきます。そして火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出します。沸騰したら火を止め、かつおを入れて2分程度待ちます。ザルなどでこして、だしの完成です。

かつおと昆布の合わせだしを使った出汁巻き卵のレシピ

用意するのは、卵4個、出汁100ml、塩小さじ3分の1、サラダ油です。だしの味がしっかりしていれば、塩を控えめにしても良いでしょう。お好みにより、醤油や砂糖を加えても良いです。なお、粉末だしを使う場合でも、同じ分量で作ります。

白だしを使った出汁巻き卵のレシピ

白だしには、出汁の旨味と塩分が十分に含まれています。出汁をとる手間が省け、味も決まりやすいためとても便利です。白だしは、めんつゆや醤油ほど濃い色をしていないため、卵の黄色が引き立ち見た目にも美しく仕上がります。白だしを使った出汁巻き卵は、卵3個、白だし小さじ2杯、水大さじ2杯を混ぜて作ります。

うどんだし(粉末)を使った出汁巻き卵のレシピ

少し塩味の濃い出汁巻き卵が好みのかたには、うどんだしを使ったレシピがおすすめです。粉末タイプのうどんだしを使用するため、とても手軽に出汁巻き卵が作れます。また、うどんだしに入っているネギにより、見た目の変化も楽しめます。うどんだしは、1人用の粉末タイプのものを半量使います。水50mlであらかじめ溶かしておき、卵4個と混ぜ合わせるだけで味付けは完了です。

出汁巻き卵に使うだしについて

出汁巻き卵に使用するだしは、家庭の好みにより様々です。料理に使うだしを少し使うだけでもう一品増やすことができるため、出汁巻き卵はマスターしたい料理ですね。だしをとる際に、一番だしと二番だしをとると思いますが、どちらかを使うかにより出汁巻き卵の味も大きく変わります。一番だしを使った出汁巻き卵は、上品な味が特徴です。二番だしを使った出汁巻き卵は、味が濃いため晩酌のおつまみにも合います。食べる時間帯によって使うだしを変えてみるのも良いでしょう。なお、今回ご紹介したレシピは基本となる材料をご紹介しています。好みに合わせて、調味料の加減をしてください。旨味を増やしたい場合や、よりジューシーさを増したいかたは、だしの量を増やすと解決します。しかし、だしが増えるほど焼き加減や巻く作業に繊細さを要し、難易度があがりますので、慣れてから挑戦されることをおすすめします