出汁巻き卵の簡単な解説

出汁巻き卵の特徴

・厚焼き玉子と似ている

出汁巻き卵は出汁巻きと呼ばれることもあり、また厚焼き玉子と似ている料理であることからこれと混同されることもあります。厚焼き玉子とは外見がほぼ同じで卵がメインとなる点で同じ料理と考えることもできますが味付けに大きな違いがあります。

・地方性も強い

しかしながら厚焼き玉子と出汁巻き卵とでは味付けの傾向が異なっているだけで、地方や家庭ごとに味付けに違いがあるためどちらにしても明確な区別をせずに呼ばれていることが多いようです。それでも異なる名称が使われているのは、出汁を使っているかどうかという調理過程に大きな違いがあるからです。みりんや砂糖、片栗粉などアレンジされることの多い両者ですが出汁の有無だけは重要な要素となっているようです。

出汁巻き卵を作る時の苦労

・見た目に差が出やすい

出汁巻き卵、厚焼き玉子のどちらも作るのにややテクニックが必要となる料理です。どの料理においてもテクニックは必要ですがレシピ通りに調味料などを加えるとほとんど同じように作れる料理も多いです。しかし出汁巻き卵や厚焼き玉子は見た目がシンプルなだけに調味料に加えて形のキレイさも重要度が高く着目されてしまうポイントとなります。

・作業に慣れが必要

調理工程の途中でこの卵を整えていくことになりますが、卵液が液体から個体へと徐々に変化し、時間との勝負にもなってくるため美しく完成させるには慣れも必要となるでしょう。一度卵液に加熱をし始めると時間を止めることはできないのでレシピを逐一確認する余裕はなくなってしまいます。逆にレシピが頭に入って調理に集中ができればすぐにキレイな出汁巻き卵が作れるようになるでしょう。

・出汁が入ると巻きにくい

ここまでは出汁巻き卵と厚焼き玉子に共通していますが、出汁巻き卵では卵液に加えて出汁が含まれることによって厚焼き玉子よりやや難易度が高い料理になっています。さらさらとした液体である出汁が混ざることで形が崩れやすくなっているのでより注意深く作業を進めなくてはなりません。

・卵焼き器があるとやりやすい

そしてもう一つの注意点は卵焼き器があるかどうかでやりやすさは格段に変わってくるということです。商品ごとに形状に違いはあるものの基本的に卵焼き器と言えば四角い小さな鍋のことを指します。出汁巻き卵の形を作るにはこうした角のある形状だと一方向に巻いていくだけでキレイに仕上げることができます。

作り方の基本

・卵液の準備

出汁巻き卵で最低限必要なものは卵と出汁のみです。好みで片栗粉や調味料を足してみても良いでしょう。これらを混ぜ合わせて、出汁巻き卵の素材となる卵液が出来上がります。

・加熱作業

そこで次は卵焼き器を熱していきます。卵液を少し垂らしてみて焼ける音がすれば鍋の準備が出来た合図となります。卵液を5分の1ほど入れて半熟くらいに固まればこれを鍋の端に寄せて形を作っていきます。同じように少量ずつ加えて徐々に大きくしていきます。

・形を整える

全て卵液を投入した後に形を整えたければラップで包んで整形してあげれば余熱で形状を維持できるようになるでしょう。上手に出汁巻き卵が作れるようになってくると、きめの細かい、出汁のしたたるようなおいしい出汁巻き卵が作れるようになることでしょう。また味付けにもアレンジの余地はあるので自分好みの味になるよう色んな調味料でチャレンジしてみても良いかもしれません。