• 投稿 2018/01/13
  • 出汁
だし醤油とは

普通の醤油との違い

普通と言っても醤油には色んな種類があるため比較が難しいですが、一般的に使われることの多い濃口醬油や薄口醬油などと比べて出汁がとても効いているという点で大きく異なります。このだし醤油に入っている出汁は基本的に昆布やかつお節から取ったもので、これに醤油を混ぜることでだし醤油となります。

だし醤油の使い方

・そのまま使える

出汁が入っていると言っても使い方は他の醤油と変わりはありません。めんつゆや白出汁のように薄めて使うこともなく、そのまま料理にかけて味わうことや調理の途中に使われることもあります。だし醤油の良いところは出汁を取る手間が省けられるということです。和食において醤油や出汁の出番は非常に多く、この両者が同時に必要なことも珍しくありません。そのため始めから出汁と醤油がほどよく混ざり合った調味料があることで調理にかかる時間やコストも抑えることができます。

・だし醤油の出番

和食全般でこのだし醤油を使う場面があり、煮物やおひたしなどとは相性が良いです。これを使うには自分で作る方法と市販のものを購入する方法があります。スーパーなどで購入することが可能ですが自分好みに出汁をブレンドすることも簡単なので作ってみるのもいいかもしれません。

だし醤油の作り方

・水出し法

最も基本的なだし醤油は昆布とかつお節を使うやり方です。まずは加熱をしないやり方について説明します。最初にだし昆布とかつお節を容器に入れます。そしてそこへ醤油を注いでいきます。後はこれを冷蔵庫に入れて一晩寝かし、濾せば完成です。これで分かるように非常に簡単でほとんどすることがありません。しかも冷蔵庫に入れておくことでそのまま保存することも可能です。

・火にかける方法

次に加熱をして作るやり方についてです。鍋に入れた醤油に昆布とかつお節を投入し中火で加熱していきます。その後煮立てば火を止めて一旦冷まします。あとはこれを濾して完成です。このときも同様に冷蔵庫に入れて保存ができます。

だし醤油は便利な調味料

醤油自体が食に欠かせないほど重要な調味料であり、かなりの数の料理に使用されています。これは日本食に限らず洋食やその他色んな食文化との関りも持っています。醤油がなくなってしまうと食の在り方が変わってしまうと言えるほどです。この醤油に出汁を加えただし醤油は使う場面が限定的になると言っても醤油がほとんどの料理に必要なものであるため幅広く使うことができます。出汁に関しても、料理の味を引き立てる存在で特に汁のある料理には欠かせません。出汁が入っており色味も似ているめんつゆと比較されることもありますが、これらは全くことなる調味料です。めんつゆの場合には醤油も出汁も入っていますが加えてみりんや砂糖も入ることで甘みが強く出ています。そのためめんつゆとだし醤油が同時に必要となることはあまりありません。活用の場面もまったく違うものです。

どんな料理によく合うか

煮物とおひたしに使われていると軽く紹介しましたが、他の例を挙げるとするならば葉物野菜となります。小松菜やほうれん草、葉の花などにだし醤油を足して味を調えることができます。野菜に限らず魚を煮るときに入れるのもおすすめです。あとは大根、じゃがいもといった根菜類にも合うので一度試して見てはいかがでしょうか。