だし巻き卵のレシピ

だし巻き卵と言えば日本料理では定番料理です。

厚焼き玉子と違いだしが入る分、巻くのが難しく難易度の高い料理と言えます。

出汁を入れただけに思えますがレシピをしっかり読んでいないと美味しいだし巻き卵は作れません。ここでは誰でも簡単に作れるだし巻き卵のレシピを紹介します。

目次

出汁の取り方

まずはだし巻き卵の基本となり出汁を取る所から始めます。

様々な物から出汁は取れますがここでは鰹だしの取り方を紹介します。

材料

かつお節・・・30g
水・・・1リットル

鍋に水を入れ沸騰させます。

沸騰したら火を止めかつお節を入れます。

3分程度置きます。

ボールを置きざるにキッチンペーパーを敷き漉します。

これで出汁の完成です。

注意点として煮出すのは駄目です。

火にかけることでより出汁を取れると思われがちですが、それにより

かつお節の苦みが出てしまい不味くなります。

出汁の水出し

火にかけることでどんなに気を付けていても雑味が出てしまいます。火加減を気にし続けるのは大変ですが水出しであればそんな心配も要りません。

ピッチャーに水とかつお節を入れます。そのまま冷蔵庫にいれ一晩放置するだけです。次の日には美味しい鰹だしが使えます。

 

出汁の保存方法

上記で出汁を取りましたが全てをだし巻き卵で使うわけではありません。

量が多いので使わない分はしっかり保存しておきます。冷蔵保存の場合2日程度で使い切るようにします。よく冷まして適当なボトルなどに入れ冷蔵庫に。

冷凍保存はタッパーや製氷器に小分けすることで使いやすいです。

食品添加物を使っていないので保存しても味が落ちる事はありません。

だし巻き卵の作り方

卵…4個
だし汁…100ml
しょうゆ…小さじ1
みりん…小さじ1
砂糖…小さじ2
油…適量

ボウルに卵を割り入れ油以外の材料を入れます。この時にしっかり混ぜておかないと焼いたときに味に片寄が出てしまうので泡立て器を使うのも一つです。次に卵を焼いていきますが卵の中には溶ききれない白身や殻が入っていることがありそのまま焼いてしまうと白身が固まってしまったり歯触りが悪くなるのでザルで漉します。

それでは卵を焼いていきます。卵焼き機を温めます。

最近では様々な種類の卵焼き機がありますが何でも構いません。

料亭などでは銅製の卵焼き機を使っています。一番熱伝導率が高く外は焼けて中はふんわりに出来上がります。

熱した卵焼き機に油を敷きます。キッチンペーパーで満遍なく敷きます。卵液を3分の1程度いれます。卵焼き機のサイズもあるので綺麗に伸ばせれるように調整してください。

菜箸で気泡を潰します。奥から手前に巻きます。菜箸で巻きますが難しければフライ返しで構いません。巻けたら奥に持っていき再度油を敷き卵液を入れます。

後はその繰り返しです。焼けたら巻き簾に包んで形を整えます。なければサランラップでも構いません。

すこし形が崩れても熱いので巻くことで成形が可能ですので心配いりません。

後は皿に盛りつければ完成です。

ポイントは強火で素早く焼くことです。

弱火で焼くことで失敗を防ぎ焦がすこともなく止めますが中まで火が通りすぎてしまい結果パサパサになり折角の出汁が台無しになります。

最初は失敗するかもしれませんが練習あるのみです。